マセラティ、ポルティマオでシーズン最終戦を勝利で飾る

マセラティ・コルセは、モータースポーツ参戦100周年を迎えた2026年、「GT2ヨーロピアンシリーズ powered by Pirelli」のシーズン最終戦を好成績で締めくくりました。ポルトガルのポルティマオで開催された最終戦では、レース1でクラス別表彰台を5つ(優勝1回、2位3回、3位1回)、レース2で4つ(優勝3回、3位1回)、合計9回の表彰台を獲得しました。

週末のハイライトとなったのは、フィリップ・プレッテとルイ・プレッテの親子ペア(LP Racing)による、レース2での総合優勝です。レース経験豊富な父フィリップは、前戦ザントフォールトでマスターズクラスの年間チャンピオンを確定させており、今回はすでにタイトルを手にした状態でプロ・アマクラスに参戦しました。プレッテ親子に続いてフィニッシュしたのは、同じくLP レーシングのニッコロ・ピッリ/ステファノ・ロジーナ組で、レース2では総合2位を獲得しました。同組は午前中に行われたレース1でも総合3位に入っています。

マセラティは、全長4.6kmのポルティマオ・サーキットに6組のドライバー体制で参戦。両レースの予選でポールポジションを獲得し、レース1ではスターティンググリッドの上位2台、レース2では上位4台をマセラティ GT2が占めました。

女性ドライバーによるチーム「アイアン・デイムズ」のサラ・ボヴィとローラ・ファン・デン・ヘンゲルもポルトガルでのレースに参戦し、所属クラスで表彰台を獲得しました。また、前戦オランダ大会を欠場していたアントワーヌ・ポッティ(i4Race)は復帰戦となった今回、両レースでポイントを獲得。午前のレース1では総合2位、シルバークラス優勝を果たしました。トーマス・ユー・リー(LP Racing)はレース2のマスターズクラスで優勝。ロベルト・パンパニーニ/マウロ・カラミア組(DINAMIC Motorsport)は、レース2のプロ・アマクラスで4位となりました。

マセラティ・コルセは、「GT ワールド チャレンジ・ヨーロッパ(GT World Challenge Europe powered by AWS)」において、2年連続でオフィシャルカーサプライヤーを務めています。「マセラティ GT2ストラダーレ」がセーフティカー、「MCプーラ」がリーディングカーをそれぞれ担当し、モータースポーツにおけるマセラティの活動をさらに広げています。

また、マセラティ GT2は「GTアメリカ(GT America powered by AWS)」にも初参戦し、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで総合2勝を挙げました。ピーター・デンプシー(Risi Competizione)が、カーナンバー100のマセラティ GT2を駆り、10月10日・11日に開催された各40分間のレースでいずれも優勝を果たしました。

日曜日午前に行われたレース1では、マセラティ GT2がスターティンググリッドの最前列を独占。ポールポジションのポッティと2番手のピッリが好スタートを切り、若手イタリア人ドライバーのピッリは、一度順位を奪われながらも抜き返し、2番手を守りました。レース中盤にはセーフティカーが導入され、ピットストップを巡る展開が慌ただしくなりましたが、再スタート後もマセラティ勢が上位争いを繰り広げました。

決勝では、ポッティが総合2位、プレッテ親子が総合3位、ピッリ/ロジーナ組が総合4位に入りました。クラス別では、シルバークラスでポッティが優勝、ピッリ/ロジーナ組が2位を獲得。プロ・アマクラスではプレッテ親子が2位、アイアン・デイムズのファン・デン・ヘンゲル/ボヴィ組が3位となりました。また、マスターズクラスではユー・リーが2位に入りました。

日曜日午後のレース2では、予選でマセラティ勢が上位4台を独占。ルイ・プレッテがポールポジションを獲得し、ポッティ、カラミア、ロジーナが続きました。波乱に富んだ決勝では、ルイ&フィリップ・プレッテ親子が総合優勝を達成。ピッリ/ロジーナ組が総合2位に入り、シルバークラスでも優勝しました。同クラスではポッティが3位となりました。さらに、追い上げを見せたユー・リーがマスターズクラスを制し、マセラティにとって記憶に残る週末となりました。

マセラティ・コルセ責任者のヴァンサン・ビアールは、次のように述べています。
「今回のシーズン最終戦は、マセラティがモータースポーツ参戦100周年という節目を迎え、マセラティ GT2にとっても重要な一年を締めくくるにふさわしいものとなりました。さまざまなチームやドライバーがトライデントを掲げて競い合う姿を見ることは、私たちにとって大きな誇りです。
ここポルティマオでの結果は、マセラティ GT2の競争力、そして多様なチームやドライバーとともに第一線で戦える実力を改めて証明しています。フィリップ・プレッテの3年連続となるタイトル獲得とともに、これらの成果はマセラティ・コルセの取り組みが実を結んだものです。

2026.10.21