2024年5月12日、マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC) が20周年を迎えました。
20周年にちなんで、MTCの20の秘密が公表されました。
<MTC 20の秘密>
1.湖を湛える3,000万リットル以上もの水は、熱交換器に送られ、建物の冷却と風洞から発生する放熱に使用されています。
2.建物の寸法に合わせてタイルをカットする必要がないよう、事前に建物の寸法は正確に計測され、完璧にフィットするように設計されています。
3.建物のファサードを支えるブレードデザインは、F1マシンのサスペンション・ウィッシュボーンからヒントを得ています。
4.料理の匂いを抑えるために、施設内のレストランの気圧は、やや低めに設定されています。
5.50ヘクタールの敷地には10万本以上の樹木や低木、そして5つある駐車場には それぞれ14,000本以上の植物が植えられています。
6.キャンパスが建設された土地には、もともとダチョウ牧場と鉄道模型がありました。
7.MTCを建設する際、30万立方メートル以上の土が取り除かれ、その土はすべて敷地内に再分配され、再利用されています。
8.俯瞰でみると、MTCと湖は一つのきれいな円を描いています。
9.近未来的な外観を呈するMTCは、映画「ワイルド・スピード」シリーズ ホブス&ショーをはじめ、数々の賞を受賞した映画やTV番組のセットとして使用されています。
10.約43,000平方メートルのガラスが使用されています。
11.MTCの建設には200万時間もの時間が費やされました。
12.川と湖には、11種のトンボが生息しています。
13.建物のメインフレームは、ボーイング747型機が9機入るほどの大きさです。
14.建物は、厚さ 1 メートル、深さ 27 メートルのスラリー壁で囲まれており、これを掘削するには、世界に 3 台しかない特殊なバックホー掘削機をアメリカから輸送しました。
15.夏の晴れた日には、約350 匹の蝶を、またマクラーレン・パークでは、毎年25種類以上の様々な生物を確認することが可能です。
16. コンセプトは、90%がNASA、10% がディズニー です。
17. MTCキャンパスの植物は、毎年100トンの炭素を吸収・回収しています。
18. 湖には、当初飼われていた鯉よりもさらに大きな「マクラーレン・ブレッド」という鯉が生息しています。
19. ビルのファサード(正面)にあるガラス製のエレベーターは、ピストンからのインスピレーションです。
20. 世界的建築家ノーマン・フォスター(フォスター・アンド・パートナーズ)が設計を担当。彼は、ロンドンのウェンブリー・スタジアム、ガーキン(サーティ・セント・メリー・アクス)、香港空港、そして東京のセンチュリー・タワーも手掛けました。
【お問い合わせ】
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マクラーレン名古屋 TEL:052-261-8887