マセラティは、米国の自動車専門誌『Car and Driver』が主催する「2025年エディターズ チョイス アワード」の「ラグジュアリー スポーツカー」部門において「グラントゥーリズモ トロフェオ」、「エレクトリック ラグジュアリー スポーツカー」部門において「グラントゥーリズモ フォルゴレ」が受賞したことを発表しました。このアワードは自動車業界において特に名誉として広く知られたものであり、今回の受賞はマセラティにとって大きな功績です。

米『Car and Driver』誌は、毎年恒例の「エディターズ チョイス アワード」において、45 のセグメントに属する約500 の最新市販モデルを評価しています。厳格な計測テスト、公道およびサーキットでの走行、車両ミッションの達成度、価値、ドライビングの楽しさなどを多角的に考慮した上で、エキスパートである編集チームが各市場のトップモデルを選出し、消費者が最適な新車を簡単に識別できるよう支援しています。

2025年モデルのマセラティ「グラントゥーリズモ」は、スポーツカーの走行性能と、長距離ドライブに適したラグジュアリーな快適性を兼ね備えています。モデナにあるマセラティ・イノベーション・ラボで設計・開発された、100%イタリア製のモデルであり、イタリアンラグジュアリーとパフォーマンスを体現しています。

「グラントゥーリズモ トロフェオ」の先進的なアーキテクチャーは、内燃機関 (ICE) およびフル電気自動車(BEV) 両社に対応できるよう設計され、車両の基本設計をほとんど変えることなく両システムを取り入れることが可能です。これは、BEVの分野においては極めて珍しいことです。 このアーキテクチャーにより、F1由来のプレチャンバー燃焼技術を採用したパワフルな 3.0L V6 ツインターボ のネットゥーノ エンジンを搭載した ラグジュアリーなICEモデル「グラントゥーリズモ トロフェオ」が提供可能となりました。

一方で、「グラントゥーリズモ フォルゴレ」は、300kWを発生する永久磁石モーターを3基搭載し、760PSのパワーによって4輪を駆動する100%電気バッテリーベースのパワートレインを採用しています。800Vのアーキテクチャーは、フォーミュラEから派生した革新的なソリューションによって開発されたもので、特徴的な「Tボーン」バッテリーの配置により、ICEモデルと同様の印象的なデザインとドライビングポジションを維持しながら、低重心を実現しています。

マセラティ ノースアメリカのゼネラルマネージャーであるアンドレア・ソリアーニは次のように述べています。
「『Car and Driver』のような権威ある自動車メディアから、このような名誉ある賞をいただけたことを光栄に思います。マセラティには、美しく魅力的なグランドツーリングカーを製造し続けてきた歴史があります。最新の「グラントゥーリズモ」は、エレガントなデザイン、驚異的なパフォーマンス、そしてイタリアへの揺るぎない献身という、マセラティの核となる要素を完璧に体現しています。」

初代「A6 1500」グランドツアラーの誕生から75年以上の歴史を経て誕生した2025年モデルの「グラントゥーリズモ トロフェオ」および「グラントゥーリズモ フォルゴレ」は、ブランドの伝統と革新を融合させ、未来への道を切り開く存在となっています。

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