Artura スパイダーが日本初公開されました。UK本国からは、マクラーレン・オートモーティブ、チーフ セールス&マーケティング・オフィサーのジョージ・ビッグス、そしてAPAC・中国担当 マネージング・ディレクターのポール・ハリスが駆けつけ、祝福の辞を述べました。また日本代表の正本 嘉宏によるプレゼンテーションでは、新型Artura スパイダーの卓越したパフォーマンス性能と最新のテクノロジーが説明されました。
スーパーライトウェイト、圧倒的なドライビング:
新型Spiderは、初代Arturaから大幅なアップグレードが施され、パワー、パフォーマンス、そしてドライバー・エンゲージメントの向上が実現しています。新型Artura クーペ も同様の改良が施され、次世代スーパーカーの性能をさらに高めています。
3.0リッターV型6気筒エンジンとEモーターを組み合わせたパワートレインは、最高出力700PS(690bhp)を発揮し、ガソリンエンジンの出力はリッターあたり200PSを超えます。Artura スパイダーの480PS/tという、卓越したパワーウェイトレシオは、最軽量の乾燥重量1,457kgで、驚きのパフォーマンスを可能にします。パワートレインの最大トルク720Nm(530lb ft)と、最大225Nmのトルクを発生するEモーターの組み合わせにより、瞬時のスロットルレスポンスを実現しています。トランスミッションのキャリブレーションの見直しと新しいプリフィル機能により、ギアシフトは25%高速化されました。
これらの結果、Artura スパイダー は、0-100km/h(0-62mph)3.0秒、0-200km/h(124mph)8.4秒、0-300km/h 21.6秒、最高速度330km/hという、クーぺ とほとんど変わらない高いパフィーマンスを実現しています。
新設計のパワートレイン・マウントにより、ダイナミックな俊敏性と精度が向上。プロアクティブ・ダンピング・コントロール・サスペンション・システムの応答速度は最大90%向上し、ドライバーの操作や 路面の変化に対する反応が大幅に改善されました。さらなる改良点として、高速走行時の制動力と安定性が向上し、新しいブレーキ冷却ダクトによって温度管理が改善されました。新型Artura スパイダー は、単にパワーが向上しただけでなく、よりダイナミックなパフォーマンスとドライバーとのハイレベルな一体感を提供します。
Artura スパイダー のリトラクタブル・ハードトップは、最高速度50km/hまでであれば、わずか11秒で電動開閉します。またオプションで、エレクトロクロミック・ルーフパネルも用意されています。ハードトップを開いたり、リアウィンドウを下げると、再設計されたエグゾーストからのクレッシェンドサウンドがドライバーを包み込み、強烈な感覚と感動をもたらします。
新型Artura スパイダーのキャビンは、ドライバーの好みに応じてパフォーマンスマテリアルまたはラグジュアリーマテリアルでトリミングされ、クーペの特徴であるドライバーにフォーカスしたデザインを引き継いでいます。クリーンなステアリングホイールには操作系のボタンがなく、ホイールと連動して動くギアシフトパドルがドライバーの快適性をより一層高めています。マニュアルのギアシフトとマクラーレンのダイナミックモードの設定はすべて、ステアリングホイールから手を離すことなく操作できます。HDタッチスクリーン・インフォテインメント・システムのおかげで、先進運転支援システム(ADAS)の設定は容易です。またApple CarPlayRをサポートするスマートフォン・ミラーリングは標準装備で、対応するモバイル機器のワイヤレス充電もオプションで利用可能です。新たに、ブラインドスポット・モニタリング(道路標識認識)とクロス・トラフィック・ディテクション(車線逸脱警報)が標準装備されました。
新型Artura スパイダーと新型Artura クーペは、2025年モデルイヤー(MY25)に指定され、現在注文を受け付けています。デリバリーのタイミングは、本年度第四4半期を予定しています。車両本体価格は、Artura スパイダーが ¥36,500,000-、Artura クーペ は ¥33,000,000- (いずれも税込)。
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